「AERA」今週号を読んで

此処暫く雑誌記事の感想を書いてなかった感じですが。


雑誌「AERA」今週号の「子どもの声は騒音か」と言う記事だったのですが、私の妹夫婦もこの問題に直面した事があり、大阪市内で団地住まいをしていた頃、当時小さかった甥っ子が暴れたとの事で下の階の住人の方と揉めたことが有った様でした。
以前岡崎勝氏が自著で「家族からは相手にされず、1日も早い臨終を望まれていて、(*)学校等の公共物などにいちゃもんをつけて回る15%幼児性意地悪じじい」なる用語を作っていました。
ある保育園ではそういった人(特に老人の為に)保育園の卒園式の日に警察を動員する事態にもなったケースが紹介されていました。
(何でも騒音被害を受けたと言う事で、保育園に脅迫めいた手紙が匿名で送りつけられたそうです)
少子化で労働力不足が騒がれる一方で、子どもを社会の負担と見る向きや、学校や保育園を迷惑施設と見る向きが有るのは矛盾していると思います。一体少子高齢化=国家的危機論や独身税導入論をお持ちの方は、保育園や学校における子どもたちの声を迷惑がるそう言った方々をどう説得するのでしょうか。
また記事によれば、例えばドイツの国では託児所や子供の遊び場を発生源とする子どもの騒音に特権を付与し、子どもの騒音を有害な騒音と規定せず、建物の貸主が保育園の新設を認めた場合は住民に対し決定に従うよう義務付ける法律が制定されたとの事でした。
また記事の中では、かつて内申書裁判の原告であり、社民党より衆院議員を経て現在世田谷区長を務める保坂展人氏は「子どもを迷惑な物と考える社会に未来は無い」と断じていました。
この問題の根本には「子どもは親の物でもあり、かつ社会全体の物でもある」と言う考えが特に日本の国において弱い事が有ると思われます。それ故に子どもを育てることが親(特に母親)に押し付けられる結果になっていると思われます。
それと最近血液検査でほぼ100パーセントの確率で知的障害(ダウン症他)が生まれる確率を予測できるシステムが確立された時、生命倫理の問題だけでなく、(**)そう言ったことからとてつもなく恐ろしい世の中になるのではないかと懸念する声が新聞に載っていました。
本多勝一氏はそれらの問題の象徴として天皇制を挙げていました。
私も少子化に手を貸している者の一人ではありますが、物騒な事件に発展しない事を祈りたいです。

(*)当然地域からも孤立している人でしょうか。
(**)勿論親にとって負担になると思われると言う事で。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック